「暗号資産」と検索すると、取引所、詐欺、税金、ウォレットが、いっぺんに出てくる。どれから読めばよいのか分からないまま、手が止まる。
暗号資産は、裏付けとなる資産を持たないことなどから、価格が大きく変動する傾向があります(日本銀行)。そこで、始める前に、基礎を知り、会社の登録を確かめます。
このページを閉じるとき、手元に残るのは、おすすめの銘柄ではなく、迷ったときに戻れる、確かめる順番です。迷ったら、またここに戻ってきてください。
暗号資産は、日本円のような「法定通貨」ではありません。価格が変動することがあります。
日本で売買する会社は、金融庁の登録を受けた事業者かを、まず確かめます。
金融庁も、確認するよう案内しています。
金融庁は、どう案内しているか
金融庁の案内には、次のように書かれています(確認日 2026年10月9日)。
- 「暗号資産は『法定通貨』ではありません。」
- 「暗号資産は、価格が変動することがあります。」
- 「暗号資産交換業者は登録が必要です。利用する際は登録を受けた事業者か確認してください。」
出典: 金融庁「暗号資産の利用者のみなさまへ」 https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/index.html
金融庁は、別の案内で、「登録業者であることをもって、信用性を担保するものではありません」とも書いています(https://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/advice05.html)。
登録は、確かめる入口のひとつです。
はじめての人が、迷うのはどこか
調べはじめると、買う場所、預ける場所、詐欺の話が、いっぺんに出てきます。
どこから読めばよいか分からないまま、人のすすめや広告で決めてしまいやすくなります。
順番を決めて、ひとつずつ確かめれば、迷いは減ります。
このガイドを読み終えると、できること
- 会社が金融庁に登録しているかを、自分で調べられる。
- 取引所に預ける場合と、自分のウォレットで持つ場合の違いを、説明できる。
- 勧誘や偽サイトに出会ったとき、立ち止まる合図が分かる。
「何を買うか」ではなく、「どう確かめるか」を身につけるためのガイドです。
選ぶ基準を、先に変えておく
「有名だから」「広告で見たから」で選ぶと、確かめる点が抜けやすくなります。
次の点で見ると、判断しやすくなります。
- 金融庁に登録している会社か
- どの費用が、どこにかかるか
- 預け方が、自分に合うか
- 困ったとき、どこに聞けるか
自分の迷いに合わせて、読む
損が心配な人は、リスクを先に知る
起きうる損と失敗を、価格、取引する会社、だまされる場面、自分の操作の4つに分けて整理しています。
会社を選びたい人は、登録を調べる
使う前に、登録の有無を調べる手順です。一覧で分かることと、分からないことも書いています。
買う画面で迷う人は、販売所と取引所の違いを知る
買う画面に出てくる2つは、売買の相手が違います。違いを知ってから、画面を選べます。
預け方で迷う人は、取引所かウォレットかを知る
鍵を管理する人と、国内の法令の決まりの違いを、事実で並べています。
よくある疑問
暗号資産は、日本円と同じ扱いですか。
違います。金融庁は「法定通貨ではありません」と案内しています。
登録業者を使えば、損はしませんか。
登録は、確かめる入口です。
金融庁は、登録業者であることをもって信用性を担保するものではない、と書いています。
価格も、変動することがあります。
登録していない会社は、どう見分けますか。
金融庁の登録一覧で、調べます。載っていない会社は、登録を受けたことの確認にはなりません。
手順は、登録を調べる記事にまとめています。
法律が変わると聞きました。
令和8年法律第64号が、2026年7月15日に成立し、7月23日に公布されました。
暗号資産のルールは、資金決済法から金融商品取引法に移ります(金融庁 https://www.fsa.go.jp/common/diet/)。
無登録業への罰則を重くする部分などは、2026年8月12日に施行されています(金融庁 https://www.fsa.go.jp/news/r8/shouken/20260729/20260729.html)。
暗号資産の規制の部分の施行日は、2026年10月9日に確認した範囲では、公的な出典で確認できていません。
公式の確認先
- 金融庁「暗号資産の利用者のみなさまへ」 https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/index.html
- 金融庁 暗号資産交換業者の登録一覧(入口) https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
このページが、書かないこと
このサイトは、投資をすすめるものではありません。価格の見通しや、買う・売るの判断は書きません。
最終確認日: 2026年10月9日