ビットコインとは。特徴と、買う前に確かめること
最終確認日: 2026年10月20日(概要説明書は、2026年6月17日更新の内容です。最新は、JVCEAのサイトで確認してください)
ビットコインの名前は、どこでも聞く。けれど、ほかの暗号資産と何が違うのか、教えてもらう機会は少ない。
違いが分かりにくいのは、ビットコインには発行元の会社がなく、仕組みも値段も、プログラムと売買で決まるためです。
「発行元がない」「約2,100万」といった言葉で、ビットコインを語れます。値段の予想は、しません。
ビットコイン(BTC)は、2009年に発行が始まった、代表的な暗号資産です。
発行元の会社はなく、プログラムによる自動発行で、値段は持っている人どうしの売買で決まります(JVCEA)。
日本の法律では、資金決済法でいう暗号資産にあたります。
日本銀行も、代表的な暗号資産として、ビットコインやイーサリアムを挙げています。

ビットコインの特徴
次の表は、JVCEA(日本暗号資産等取引業協会)の「暗号資産概要説明書」を参考に、このサイトが要約したものです。
2026年6月17日更新の内容で、説明書の転載では、ありません。
| 知りたいこと | 内容 |
|---|---|
| 発行が始まったのは | 2009年1月3日 |
| 発行元は | なし。プログラムで、自動で発行される |
| 裏付けの資産は | なし |
| 値段は、誰が決めるか | 持っている人どうしの、自由な売買 |
| 取引の記録の場所は | 公開された台帳(パブリック型のブロックチェーン) |
| 記録する人は | 誰でも、なれる |
| いちばん小さい単位は | 1サトシ(0.00000001ビットコイン) |
| 発行できる数は | 約2,100万ビットコイン |
ブロックチェーンについては、暗号資産のしくみを、はじめての人向けにほどくに、書いています。
発行できる数は、決まっている
説明書によると、発行できる数は、約2,100万ビットコインです。
2026年6月17日時点で、発行ずみの数は、約2,004万ビットコインでした。
新しく発行されるのは、取引の記録をした人への、報酬としてです。
約10分に1回、記録が更新されるたびに、発行されます。
更新21万回ごとに、1回あたりの新しい発行数が、半分になる仕組みです。
2024年4月20日(日本時間)に、半分になりました。
発行できる数は、プログラムの変更で、変えられる、とされています。
条件は、記録する人の95%以上の同意と、記録する人によるプログラムの修正です。
値段が、大きく動く理由
日本銀行は、法定通貨ではなく、裏付けとなる資産を持たないことなどから、価格が大きく変動する傾向がある、と説明しています。
気をつけること
JVCEAの説明書には、ビットコインに特有のリスクが、いくつか書かれています。
- 価値が減る、失われることもある。
注記に、開発・管理の状況、法規制、経済社会の情勢などの影響で、価値が減少することがあり、価値を失う場合もある、とあります。 - 記録の守りが、弱くなることがある。
記録する人が減ると、記録の守りが弱くなる可能性や、記録が遅れる、または進まなくなるおそれが、あるとされています。 - 記録を、書き換えられるおそれ。
記録する人の過半の力を集めた側が、記録を書き換えられる弱点が、理屈の上では、あるとされています(51%攻撃と呼ばれます)。 - プログラムの不具合。見つかっていない弱点を、使われる可能性が、あるとされています。
2018年9月には、不正にビットコインを増やせるおそれのある不具合が、見つかり、すでに直されています。 - 枝分かれ(ハードフォーク)。
2017年に、ビットコインキャッシュなどが、枝分かれして生まれた、と書かれています。
説明書は、情報提供が目的で、売買の勧誘や推奨では、ないとしています。
売買は、自分の判断と責任で行う、とも書かれています。
暗号資産全体の損や失敗は、暗号資産のリスクを先に知る。起きうる損と失敗に、まとめています。
日本で、ビットコインを取り扱う会社
金融庁の登録一覧(令和8年9月30日現在)では、登録業者は27です。
そのうち、取り扱う暗号資産に、ビットコイン(BTC)が載っているのは、25でした(2026年10月20日に確認)。
会社によって、取り扱う暗号資産は、違います。
登録の調べ方は、金融庁の登録一覧で、取引所の登録を調べる方法にあります。
買う前に、確かめること
ここまでの特徴を知っておけば、取引所の画面や説明に出てくる言葉を、自分で読み取れます。
そのうえで、次の4つを確かめます。
- 会社が、登録を受けているか。 登録がない会社は、利用者を守る体制を、当局が確認できません(金融庁)。
- 販売所と取引所の、どちらで買うか。売買の相手や、費用の見え方が違います。
違いは、販売所と取引所(板取引)の違いと、購入前に見ておきたい点で、説明しています。 - 費用を、どこで見るか。 見る順番は、取引所の手数料、見るところはここにあります。
- 最初の購入の流れ。 入金から最初の購入までの流れに、書いています。
よくある疑問
ビットコインは、いつ、いくらで買うのがよいですか。
この記事は、価格の予想や、買う時期を、書きません。
利益が出たら、税金は、どうなりますか。
国税庁の案内では、暗号資産を売ったり使ったりして出た利益は、原則として「雑所得」に区分されます。
申告が必要かどうかは、人によって違います。確かめ方は、税金・法律の確認先にあります。
説明書の内容は、変わりますか。
変わります。JVCEAは、予告なく変更することがある、としています。
最新は、暗号資産概要説明書のページで、確認してください。
次に読む
出典(確認日 2026年10月20日)
- JVCEA「暗号資産概要説明書」(ビットコイン。概要書更新年月日 2026年6月17日)を参考に、このサイトが要約
- 日本銀行「暗号資産」の説明(教えて!にちぎん)
- 金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(令和8年9月30日現在)
- 金融庁「無登録業者にご注意ください」
- 国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和7年12月)」

